【想いあふれるお葬式】コロナ禍でも心温まるお見送りを

お葬式ブログ

今日は私が担当させていただいたご葬儀の話をさせていただきます。

新型インフルエンザ(コロナウイルス)が猛威を振るい第6波まん延防止措置が取られた時期でした。

故人様はいくつもの会社を成功され地元でも人望が厚くご家族様はもちろんのこと誰からも愛される方でした。

葬儀の日程・場所・規模・内容と決めていく中で最初に聞かれたことは(今は家族葬なのかな?)ということでした。故人様は友人が多くご家族様の希望としてはできる限りご友人にも最後のお別れがしてほしいとのことでした。ご家族様と話しに話しを重ねご友人にも声をかけての葬儀となりました。

しかしこの時期に今までの葬儀スタイルでの葬儀はできないこともあり、清め(お食事)は自粛、お通夜は一部・二部と分け執り行うこととなりました。

感染対策として検温・マスク・アルコール消毒・換気はもちろんのこと蜜を避けるため一部の受付は4時半開始。受付が済んだ方より順次ご焼香・ご拝顔・ご家族様に挨拶・退席という流れを作り大勢の人が来ていただいたにも関わらず蜜を避け故人様とのお別れをしていただくことができました。

二部では導師による葬儀ということもありコロナ対策として席と席との間隔をあけて蜜を避け厳粛なうちに執り行うことができました。葬儀が進む中ご会葬に来ていただいたたくさんの方からお別れができて本当に良かった、焼香ができて本当に良かったと温かいお言葉をいただくことができました。

コロナ対策はもちろんのこと式進行にご協力をいただいた会葬者の皆様には心より感謝申し上げます。このたびご葬儀のお手伝いをさせていただいたご家族様をはじめご会葬いただいた多くの方から、人としての大切さというものを改めて学ぶことができたと思います。心からお礼申し上げます。

これからも市民福祉葬・家族葬・一般葬をはじめ残されたご家族様の希望に寄り添ったお手伝いをしていきたいと思います。大切な人を亡くされたご家族様が一日も早く悲しみから立ち直れること故人様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

       合掌